青山高原の中腹にある白山町の別荘地のご主人様から、庭に鹿が頻繁に出没して栗などの作物被害があるとして、その対策について相談の電話を受けました。早速現地に赴き、ご自宅及びその周辺の状況について確認したところ、周辺は山に囲まれた斜面に位置し、近隣に別荘が数件立ち並んでいます。ご本人様も含め、近所の方々は別荘として利用しているため定住しているわけではありません。
従って、鹿の他にもイノシシや猿といった動物も少なからずいるものと思われます。
さて、依頼者様のご自宅と庭を拝見したところ、庭には栗の木が2本あり、その周りに鹿の糞が散乱しており、頻繁に立ち寄っている様子が伺えました。また、今後は定住をして、庭に畑を作り作物を育てていきたいとのことでした。このことから、鹿の侵入を防ぐための処置をしてもらいとの要望から、高さ2mのワイヤーメッシュの防止柵を提案させて頂きました。この高さでは鹿は飛び込んでの侵入を阻止することができます。また、別荘の直ぐ上には道路が走っていますが、ワイヤーメッシュを道から距離を置くことで道からの鹿の侵入を防ぎます。依頼者様はこの提案に同意をされ、後日庭を一周フェンスで囲みました。
また、腐敗した樹木と枯れ木の伐採作業と耕運機により畑予定地を耕す作業を行いました。
全ての施工は1日で終了しました。
その後、鹿等動物の侵入は確認されたという連絡は頂いておりません。フェンスの総距離は概ね200mでしたが、動物の侵入する余地を与えないガードが出来たと思います。
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