兵庫県三田市に行ってきました。今回の依頼は、木工業を営まれるお客様で、資材置き場の一角にビニールハウスを建てるというものです。

その資材置き場は転圧された未舗装の地表で、ハウスを建てる場所は転圧がされていない角部であるため、ハウスのパイプ打ち込みができればビニールハウスの設置は可能であります。設置場所はやや傾斜ぎみであり、ハウスが完成した場合底辺の隙間が出来る箇所がある旨をお客様に説明し、了承を得たうえで作業に入りました。計測を済ませ、正面幅3メートル、高さ2.7メートル、奥行き20メートルのビニールハウスの施工に取りかかりました。ハウスパイプの打ち込みをしましたが、転圧の強い地盤ではかなり時間を要しました。概ね1日かかりましたが、強固な骨組を完成させました。2日目、骨組の補強を行った後にビニール展張の作業に取りかかりました。ビニールは、厚さは0.1ミリの農ポリ仕様で、両サイドに手動の巻き上げを装備しました。特に、妻部のビニール固定のため、パッカー使用のところにビニストップを取り付けでヒフクスプリングによる固定方式をとりました。これで強度は更にアップしました。

述べ2日間による施工でありましたが、骨組の強度をはじめビニールの張り具合も良い仕上がりとなり強、完成度の高いビニールハウスが出来たものと思います。
基本的に、転圧地における施工はパイプが打ち込めないことが多々あることから出来ないことが多いです。しかしながら、地盤によってはそれが可能な場合があります。ビニールハウスの施工をお考えの方は、お見積りに伺いますので気軽にご連絡ください。どんな相談も受け賜ります。

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