しつこいハトの対策施工!

明和町のあるご自宅においてハトの防鳥対策を行ってきました。

 そのご自宅は二階建ての増築された一軒家で、母屋側の2階にソーラーパネルが設置され、母屋と増築された家屋との接合箇所に段差による隙間ができている状況です。

 ハトは、ソーラーパネルの下の瓦屋根との隙間や家の隙間を利用して住み家としている状況です。そのため、ハトの糞害や羽根ごみの蓄積、鳴き声などの被害がでていました。

 ハト被害の対策として、防鳥ネットのほかに、トリカルネットと鳥よけステンレスピンを使用して、ハトによる隙間からの侵入及び停滞防止を図りました。例えば、今回のような瓦屋根の場合は、ソーラーパネルと瓦の湾曲部との間に隙間ができるためそこからハトが侵入するケースが予想されることから、そういった屋根部の隙間を鳥よけネットで全て塞ぎました。

 トリカルネットは樹脂性で丈夫であり、加工しやすいため防鳥ネット施工時のすき間埋めには最適です。また、ハトが停まりやすいと想定される箇所には鳥よけステンレスピンを設置することでハトが近づけないようにしました。

 

ハトは、一度巣と決めた場所からは離れようとしない性質を持っており、今回の施工作業間においても、つがいと思われる2羽のハトが当該家屋を何度も旋回したり近くの電線でこちらの様子を窺っていましたが、施工作業終了までには姿が消えておりました。おそらくこれまでソーラーパネルの下に住み着いていたハトだと思われますが、家の周りに侵入する隙間はもうどこにもありませんので、しつこいハトも諦めて次の住み家を探すことになることでしょう。